目の前の問題や課題が自分にとって大きければ大きいほど、かかる負担(ストレス)も増加します。
また、小さな問題や課題であってもその数が増える程かかる負担は増加します。
大きなストレスにあったり、長期的にストレスにさらされたりすることによりストレスによる心身の反応が生じやすくなります。
起こりやすいストレスへの反応としては主に3種類に分類されます。
心理的反応:不安、イライラ、集中困難、思考力低下など
身体的反応:頭痛、動悸、食欲低下、下痢など
行動的反応:飲酒量増加、ミスの増加、暴飲暴食など
これらの症状が生じることで、症状に対して注意力やエネルギーを取られてしまい、本来問題や課題への取り組みに必要な注意力やエネルギーが不足してしまい、問題や課題に取り組もうとしてもミスが生じやすくなったり、普段通りに考えたり行動することが難しくなったりする場合があります。
あなたは目の前の問題や課題に対してスムーズに取り組むことはできていますか?
その他にも
・最近ケアレスミスや忘れ物が増えてはいませんか?
・些細なことでもイライラや不安を感じやすくなってはいませんか?
・休日でも仕事のことや問題についてなど不安に思うことを考えてしまって、ゆっくり休めないということはありませんか?
・日常の家事や雑用などが億劫に感じることが増えてはいませんか?
・出掛けることや人と会うことが憂うつに感じることが増えてはいませんか?
・いつもなら楽しいはずの趣味や旅行などが億劫に感じることはありませんでしたか?
これらに当てはまる場合、それはストレスを感じているサインかもしれません。
休日をリラックスして過ごしたり、ゆっくりお風呂につかるなどしっかりと休息を取ったり、お出掛けや新しい趣味・運動を取り入れて気分転換を図ったりするのも良いでしょう。
しかし、中にはなかなか休息が取れない、気分転換しても気分が晴れないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな時は、不眠や不安や気分の落ち込みなど、それらの症状に対して薬を使って改善し、問題や課題に取り組むためのエネルギーを養っていくことが大切です。
ストレスに対して自己解決していける手段・力を持つことは大切です。
しかし、ストレスには早めの対策が効果的です!
自己解決が上手くいかないなという時は早めの受診をご検討ください。